近江神宮境内へ
ちはやふるの映画の舞台ともなった場所。
時々、観光バスがやってくる。
この日は平日で人はちらほら。
建立は意外に新しく昭和年代である。
百人一首の甲子園や大会は、奥にある近江勧学館で行われる。
近江神宮の前の参道となる神宮道は、昔は柳川の流れていた川筋であった。
柳が崎(琵琶湖大津館のあるところ)が神宮道の直線上にあるのは、そのためである。
現在の柳川は、やや北側に付け替えられている。
「近江の鎮守の森」(サンライズ出版)の最初のほうに古地図が載っている。
良かったら参照していただきたい。(興味ない?)
サンライズ出版は、淡海文庫など近江にまつわるしぶい本が多い。
秋が深まる日。
七五三の家族はもういない。
そろそろ受験の絵馬もかかっている。
社殿は華美な建築で登録有形文化財になっている。
一組だけがお祓いか何かしてもらっていた。
宮司さんの姿にも秋の哀愁がただよう。
のんびりと参拝して境内を回った。
静かな秋の一日。