洪水と氾濫の違い 京都大学 第28回市民防災講座
本日も防災がらみの話である。
先日、京都大学の第28回市民防災講座「防災リスクを考える」をオンラインで視聴した。
第28回市民防災講座のご案内 | 京都大学 災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座
「豪雨による内水氾濫とそのリスク」という川池健司教授の講演に対して
参加者の方から、「洪水と氾濫の違いはなんですか?」という質問があった。
確かに、はっきりと違いを意識したことがない。
川池教授が、
「(専門家の言う)洪水は普段より水の量が多いことで、反対語は渇水です。洪水になったからといって、氾濫しないこともあります。」
のように説明されてました。
なるほど! と思った。
わかっているようで、知らないものである。
洪水は起こる。氾濫すると災害。
建設残土だって資源扱いだものね。
日々研究は進んでいて、予測も進んでいる。
ただ、アプリや予測に頼りすぎて、人の力が落ちてしまっては本末転倒。
日々の心の備えもしておきたいもの。