ヤクとポーター
トレッキングでお世話になるのが、ポーター。
荷物を運んでくれる。
こちらはほぼ空身に近いくらいの荷物で歩ける。
ポーターはシェルパの若者などがやっている。
びっくりしたのが、安っぽいサンダルで歩いていたこと。
ぼろぼろのゴム草履で、この岩場を普通に歩いていた。
足の筋肉が違うんだろうな。
がっちりした登山靴で軽いリュックを背負っているのが恥ずかしくなる。
ヤクは、牛の仲間で標高4000m~6000mに生息している。
エベレスト街道でも家畜として飼われていて、荷物も運ぶ。
トレッキング中にヤクの行列を待つこともあった。
体毛は長くてふさふさしていた。
我々のツアーでは、ゾッキョ(ゾともいう)を使っていた。
ゾッキョはヤクと牛の交雑種である。
牛にひかれて善光寺ではないが、
ゾッキョにひかれてエベレスト街道、であった。
ネパールトレッキングの魅力は、観光地化されているとはいえ、
シェルパ族の交易の道を旅するよう歩けることである。
生活の場を歩ける、山旅のような魅力があった。
今は昔・・・かもしれないが。