これも限りなく点字ブロックに近いタイルである。
点字ブロックをよけると、靴が滑るというわけでブロックの上を歩いてしまう。
このタイルは「唐崎の夜雨」である。
唐崎神社の松を描いている。
いまこんなには松はないので、大津市歴博の作品でご覧いただきたい。
https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/db/shuzo/detail.html?8100006
境内には、宇志丸宿禰が植えたのに始まるとされる「唐崎の松」がある。境内から琵琶湖を背景に唐崎の松を描いた歌川広重の「唐崎の夜雨」で知られており、近江八景に選ばれている。
わりあいひっそりとしたところで、水鳥が泳いでいるのをのんびり眺められる。
金沢の兼六園にもこの神社から分けられた「唐崎の松」があるそうだ。
石川県にいたときは知らなかった。
まだまだ人生、知らないことだらけである。