antiguate’s diary

グアテマラ好きの旅人です。中南米やアジアの思い出を綴ります。

近江八景のタイル ~堅田の落雁~

ちょっと、これ点字ブロックをぶち抜いてるよ。

たぶん点字ブロックが後付けなのだろうけど、なんで近江八景優先なの?

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ぶち抜いている近江八景は「堅田落雁」である。

堅田も古い土地で味わい深い場所である。

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これも「近江八景 堅田落雁 歌川広重画」で有名である。

浮世絵については大津市歴史博物館のデータベースにあるのでご覧いただきたい。

https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/db/shuzo/detail.html?6700012

ここに描かれているのは浮御堂という建物である。

ja.wikipedia.org

JR湖西線 堅田駅から徒歩15分くらいで行ける。

古い建物が残るなか、近くには和菓子店や地ビール工場がある。

ぶらぶらと散歩しても面白いところだ。

堅田湖族フェスタなど地域おこしも盛んな地域。

湖西線琵琶湖大橋があって京都や大阪からの移住者も多い。

一方で、スーパーセンターが閉まったり、サイゼリヤが撤退したりと

商業的には難しいところでもある。

滋賀県は、便利なあまり通過してしまうベッドタウンなのかな。

古来から、住みよいいいところなのにね。

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近江八景のタイル ~比良の暮雪~

近江神宮参道である神宮道の歩道に近江八景のタイルが貼られている。

なめらかなので雨の日には滑りやすいのだが、見ていて楽しい。

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近江八景(おうみはっけい)は、日本の近江国(現・滋賀県)にみられる優れた風景から「八景」の様式に則って8つを選んだ風景評価(作品の場合は題目)の一つである。

近江八景 - Wikipedia

よく通る道なのだが、本当に八景もあったかな?と確かめてみた。

写真を撮っていても、あれ?4つしかないのじゃないの?と思ったのだが。

ちゃんと8つあった。

まずは「比良の暮雪」を見てみる。

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浮世絵の「近江八景 比良暮雪 歌川広重画」が有名である。

大津市歴史博物館などで画像が見られるので参照していただきたい。

https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/db/shuzo/index.html

比良の雪は本当に美しい。

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美しいのだが、比良から吹く風は本当に寒くて冷たい。

その風のおかげで空気がきれいな気もする。

自然の厳しさと恵みは表裏一体だなあ。

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湖都大津の災害史 「土砂留め奉行」

滋賀県大津市の歴史博物館で企画展が開催されている。

「湖都大津の災害史」

https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/2209.html

https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/image/202209/k89.jpg

この企画展には関連講座も行われている。

3月18日に開催されたのが、

「土砂留め奉行ー淀川水系の砂防を担うー」

水本邦彦氏(京都府立大学名誉教授)

江戸時代の絵図から、淀川水系の砂防についての歴史を教わった。

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・淀川・大和川水系は土砂が流出しやすい砂礫や花崗岩質の土壌である。

昔から土砂の流出に悩まされていたのだね。

・生業(草肥農業)や燃料資源確保のための自然環境への活発な働きかけ

平和を迎えた江戸期に入って急速に新田開発が進んだ。

燃料や草を刈ってしまうから、はげ山が増えていったようだ。

人口も増えてきたのだろうな。

・その結果、土砂災害が加速する。

川下の平野部にも河川災害が拡大していく。

ちょっと現代をほうふつとさせる状態である。

・各領主の領域を横断する広域土砂留め制度の導入。

淀川・大和川水系全体に土砂留め工事が推進される。

ただ、管理者が自分の領地だけでなく、周辺の領地の管理した。

人の領地って、名ばかり管理となることもある。

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・事業を進める中で、いろいろな課題が生じる。

土砂留めのための施策が生業・生活のための資源確保の阻害になる。

山に木が増えることで獣害も増える。

技術的には、ずっと継続しての工事が必要。

財政の裏付けがない。

・川下地域住民からの巨視的な提言も生まれる。

これがいずれ植林に注力した明治政府の砂防事業へもつながる。

・明治初年の景観

江戸時代に進められた「人為」と、自然環境「天為」との複合となっている。

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災害から守ろうと山に木を植えれば、田んぼに必要な芝草が減ってしまう。

イノシシやシカが増えてしまう。

人の意図と自然とのせめぎあいは、永遠に続く・・・

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しあわせを運ぶ歓びの酒

さっぱりしたお酒も良いのだが、

こくのある味わいのある酒もまたうまい。

福島の酒はやさしいが、こくがあっていい。

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山形県長井市の蔵で再び醸す海の男酒「磐城寿」|株式会社鈴木酒造店長井蔵

東日本大震災を経験し、故郷と暮らしを失った私たちとってこれは、復興、そして文化継承に向けた命題です。「磐城壽」と「一生幸福」という二つの祝い酒ブランドが、「真の祝い酒」と「歓び分かち合いの酒」となるよう、人が集い、想いを伝える場づくりは勿論のこと、長井と浪江の二つの故郷の次代への繋ぎ役として全うすることが、私たちが造る「酒」という力水に寄せる想いです。

福島の酒蔵が山形で復興する。

それもまた良いと思う。

場所ではなく、その思いがよみがえる。

なんだかんだ言って、飲んでいるだけだけど。

遠くでできる支援はやっぱり消費。

浪江町といえば、B級グルメの浪江焼きそばだと思っていたけど。

お酒のレベルも高かった!

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甦る 海の男の美酒

福島の友人からお酒が届きました。

「甦る」
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震災一年後に現地に赴き、貴重な体験をさせてもらいました。

現地にいない今、友人にエールを送る意味で、お菓子なんか送ってました。

それから10年。

日本全国、被災地だらけ。

自分のこととして日々を送りましょう。

ガソリンを補給です!

長井に避難している方々と市民が協働で米作りから酒造りまで携わった「さわのはな」100%使用の純米吟醸。「思いやりと心意気の輪は限りなく」をテーマに毎年3月11日発売しております。売り上げの一部は、原発事故による避難児童・生徒の支援活動をしている団体、学校、教育委員会に寄付をしております。

原材料:米・米麹
原料米:長井産さわのはな100%
精米歩合:55%
アルコール度数:15度
容量・価格(税別):2,600円/1.8L、1,400円/720ml

 

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マガモのオシドリ夫婦

オシドリはおしどり夫婦ではないらしい。

仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼ぶが、

鳥類のオシドリは、冬ごとに毎年パートナーを替える事が判明している。

抱卵はメスのみが行う。育雛も夫婦で協力することはない。

ja.wikipedia.org

オシドリが開けた水辺に生息していることと

夫婦のペアが見た目にわかりやすかったこと、

オスはメスが卵を産み落とすまではメスのそばから離れない

というところからの言葉であるらしい。

むしろ、マガモのほうが仲がよさそうに見える。

いつも同じペアを見かける。

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オスはきれいだね。

緑色が光沢があって素敵。

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メスも餌探しに余念がない。

そのごみ食べないでね。

がんばって川をきれいにするから。

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琵琶湖をきれいにするには、川をきれいに。

川をきれいにするには、山をきれいに。

山は海をつくるという。

湖もそうだよね。

Father Forest   と Mother Lakeだね。

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雨上がりの川辺

雨上がりの朝。

鳥たちがにぎやかに鳴いていることがある。

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雨の間はお互いに雨宿りしていて、

雨が止むと鳴き声で居場所を知らせたり、

餌のことを知らせたりしているのか。

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 琵琶湖にそそぐ川辺を歩く。

みずみずしい草花。

ホトケノザなど春の草花が元気だ。

つくしはないなあ。

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いつもは2羽くらいしかいない川。

この日は8羽くらいカモたちがいた。

きょろきょろと餌を探しているみたい。

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魅力的な餌が山から流れてきているんだろうね。

ゴミも流れてきているのが残念。

こういうプラごみを食べないでね。

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