そろそろ紅葉も見頃を過ぎた。
赤というより、茶色い木々が増えてきた。
それでもカラッとした空気の中の散歩は楽しい。
滋賀県は琵琶湖の水不足を心配している。
一雨来てほしいところである。
秋空には雷雲はないが大津絵にあった。
こういう暗い空が恋しいなんて。
人は勝手な生き物だ。
この大津絵は「雷と奴」というお題。
「かみなりにうたるるつみはのがるともわがなつみはのがれはやする」
江戸期盛んだった心学の教訓絵の一つである。
とある。
どんなものでも天罰は逃れられないとか、そんな意味らしい。
絵柄がユーモラスだね。
滋賀県民としては、雨ごいしたい気持ちである。