ポカラでネパール語を学んでいた時。
習っていた先生の友達にゴビンダという男がいた。
山下真司を若くしたような男前だった。
先生は割とまじめなネパール人だったが、
ゴビンダは日本人ツーリストとよく遊んでいるようだった。
ところが彼はトレッキングガイドの国立の資格を持っていた。
「僕でもいいけど、僕は(費用が)高いから・・・」と
ガイドとして練習中の弟君を紹介してくれた。(10代の男の子だ)
山の難易度というよりは、治安のためにガイドは必須であった。
山賊の出るようなところでは、複数のグループで行くのも安全。