その古都 アンティグアではセマナサンタ（聖週間）という行事がある。
イースター（復活祭）の前の１週間としての行事である。
世界各地でいろいろな行事が行われるが、世界遺産登録もされているアンティグアの祭りはひときわ美しい。このときばかりは、グアテマラの国内からも外国からも観光客が押し寄せる。
人込みではスリもいるので注意。中南米に限らず、外国ではいつでも気を付けないといけないけど。バスに乗ってて鞄を切られていたこともあった。
キリスト像やマリア像を乗せた、日本でいうお神輿のようなものが進んでいく。このプロセシオンという行事が目玉だ。
生花や色粉で市民が一生懸命作ったアルフォンブラ（じゅうたん）の上を歩いていく。きれいだけど、もったいない気もする。作るところを見てたし、ちょっぴり手伝ったから。
はかなく、美しい祭りである。
