いよいよ大伽藍へ向かう。
高野山は結構歩く。これも修行?
弘法大師が高野山を開創されたとき、真っ先に整備へ着手した場所。
壇上伽藍は、「胎蔵曼荼羅」の世界を表しているといわれている。
バス停もあるので、それを乗り継ぐのも良い。
歩くなら軽装で行きたい。
美しく手入れされた道を歩く。
緑の中、厳かな気持ちになる。
いろいろな塔や御堂が見えてきた。
天保4(1843)年の大火で焼失した。
昭和59年に弘法大師御入定1150年の記念事業で再建。
根本大塔である。こうやくんもいる。
高さ約48mの朱塗りの大塔。
現在のものは昭和12年に再建されたものである。
多宝塔様式としては日本最初のものといわれ、本尊は胎蔵大日如来、周りには金剛界の四仏(しぶつ)が取り囲み、16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩(じゅうろくだいぼさつ)、四隅の壁には密教を伝えた八祖(はっそ)像が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅(まんだら)として構成されています。
金堂である。ご本尊は薬師如来。
一山の総本堂として重要な法会が営まれている。
弘仁10(819)年に弘法大師が創建されたが、幾度も焼失している。
現在のものは7度目のもので昭和7(1932)年に再建されたもの。