antiguate’s diary

グアテマラ好きの旅人です。中南米やアジアの思い出を綴ります。

壇上伽藍 まだまだお堂がある

壇上伽藍は見どころがいっぱい。

国宝や重要文化財がまだまだある。

渋い建物が目白押し。

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不動堂。建久8(1197)年に行勝上人が建立したとされている。

住宅風の仏堂として有名で国宝に指定されている。

不動堂の創建は建久9年(1198年)鳥羽上皇の皇女、八条女院を願主として建立されたと伝え、その落慶導師(らっけいどうし)を一山の興隆に尽力した行勝(ぎょうしょう)上人(1130年~1217年)が勤めたとされています。

不動堂の外観は、平安貴族の邸宅風で優美な趣を湛え、また四方から見た建物や屋根の形態がそれぞれ異なるなど、早くより注目され、明治32年(1899年)、国宝(旧)に指定されました。

www.reihokan.or.jp

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これは御影堂である。

弘法大師がお住まいになっていたといわれる。

現在の堂は弘化4(1847)年紀州徳川公によって再建された。

もとは、お大師さまの持仏堂として建立されましたが、後に真如親王直筆の「弘法大師御影像」を奉安し、御影堂と名付けられました。桁行15.1メートル、梁間15.1メートルの向背付宝形(ほうぎょう)造りで、堂内外陣にはお大師さまの十大弟子像が掲げられています。このお堂は高野山で最重要の聖域であり、限られた方しか堂内に入ることは許されませんでしたが、近年になって旧暦3月21日に執行される「旧正御影供」の前夜、御逮夜法会(おたいやほうえ)の後に外陣への一般参拝が許されるようになりました。

www.koyasan.or.jp

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伽藍の北西、巨木に囲まれるように建っているのが西塔。

高さ27mの多宝塔である。ひときわ渋さが目立っている。

本尊の金剛界大日如来像は重要文化財に指定されている。

金剛界大日如来胎蔵界四仏が奉安されています。現在の塔は、天保5年(1834年)に再建された、擬宝珠(ぎぼし)高欄付多宝塔で、高さは27.27メートルです。 根本大塔 お大師さま、真然大徳(しんぜんだいとく)と二代を費やして816年から887年ごろに完成したと伝えられます。

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