スエコザサとカムロザサ
らんまんでも牧野富太郎は妻の寿衛子と仲良く
しかしお金に苦労しながら研究を続けている。
実際の生活でも子だくさんでお金には困窮されたらしい。
妻の寿衛子の内助の功には随筆でも感謝の念を述べられている。
その妻の名を冠したのが宮城県仙台市で発見したスエコザサである。
学名:Sasaella ramosa var. suwekoana
この”スエコ笹”は、当時竹の研究に凝っており、ちょうど仙台で笹の新種を発見してそれを持って帰って来ていた際なので、早速亡妻寿衛子の名をこの笹に命名して永の記念としたのでした。(植物記「亡き妻を想う」より)
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妻の墓碑には亡妻への感謝の念を詠んだ句が刻まれている。
家守りし妻の恵みやわが学び
世の中のあらん限りやスエコ笹
日本固有種でイネ科アズマザサ属の(半)常緑多年生草本です。アズマザサ(東笹、学名:Sasaella ramosa)の変種です。宮城県以西の山地に自生します。
山では笹にはよく出会う。知らないうちに出会っているのかもね。
下りで不安定なところなどでは束ねてもって支えにすることもある。
メダケの一種のカムロザサ。
ヤマカムロザサの突然変異種らしい。
地味な笹もしっかりと展示されていて楽しい。
ただ、このときはしなくてよかった山登りの後で
消耗しており暑くて仕方なかった。
ぼうっとしながら笹を眺めていた。