ネパール最大のストゥーパ(仏塔)があるボダナート
カトマンズから東へ6㎞ぐらいのところにある。
チベット仏教徒の古くからの巡礼地となっている。
昔はカトマンズとラサ(チベット)を結ぶヒマラヤ越えの交易が盛んだった。
チベットからの商人や巡礼者はヒマラヤ越えができたことを感謝した。
帰路にも再び旅の無事を祈ったという。
2015年のネパール地震でストゥーパ上部に亀裂が入った。
解体して修復工事が行われたという。
これは25年前くらいの姿である。
ストゥーパはそれ自体が曼荼羅の構造をなしている。
ボダは「仏陀の」「知恵の」の意味で、ナートは「神」「主人」の意味。
仏陀の知恵の眼が描かれている。
私の中で、ネパールというと、この仏塔の姿を思う。
知恵の眼がやさしい。
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