源氏山と競演していたのは、月宮殿山(げっきゅうでんざん)。
謡曲の鶴亀(喜多流では月宮殿)にちなんだもので、唐の皇帝が不老門に立って、美しく立派な前庭で春を祝う会を催され、世を寿がれました。俗に「鶴亀山」とも呼んでいます。
所望は、頭上に鶴と亀の冠りをつけた男女の舞人が皇帝の前で舞うところ。
見送り幕は、トロイ落城の情景を現したゴブラン織りで、国の重要文化財です。平成11年10月に新調されました。
旧東海道の石畳風の道にある。
風情があまりない大津で、ちょっとましな道。
とはいえ、ホテルなどビル群が見える。
実際、真横にはマンションが。
古い街並みと新しいビルが混在する。
中途半端な町、古都大津。
それが面白いかもな。
いっそ、アンバランスさを売るのもいいかも。
どうせ、ごちゃごちゃしているんだ。
古いものもある。
新しいものもある。
便利でいいじゃないか。
ローマのようにはいかない。
マンションから大津祭が見られるじゃないか。
すぐに駅にも行けるじゃないか。
人も京都ほど多くなくてよいぞ。
こんな通りでも車も通れるぞ。
中途半端に古くて便利な町、大津。
暮らしやすいぞ!