近江神宮 額田王
その周りも紅葉が美しい。
イチョウが色づいていてきれいだ。
ずいぶんイチョウも落ちてしまったけれど。
近くの大津京シンボル緑地に歌碑がある。
君待つと我(あ)が恋ひをれば我(わ)が宿の簾(すだれ)動かし秋の風吹く
額田王の歌碑がある。
天智天皇を思って詠ったという歌。
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1・20・額田王)
紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも(巻1・21・大海人皇子)
の2首などをめぐって天智・天武両天皇との三角関係を想定する理解が一般にある
宴席での余興の歌であったようだ。
古代のことはわからないが
思いを馳せることはできる。
いろいろ想像しながら
ただ散歩するだけでもいいね。