変わりゆく堅田
堅田駅のホームからは
比良山系の美しい姿が望める。
放射冷却で澄み渡った空に雪山。
なんともすがすがしい景色である。
冬の湖西線の車窓からの眺めは楽しい。
この堅田の街。
古くから栄えていて浮御堂など見どころも多い。
琵琶湖大橋の道の駅もにぎわう。
ところが琵琶湖大橋の西側の土地はいろいろ変遷がある。
古くはびわ湖タワー。大観覧車はイーゴスなどといわれた。
1965年(昭和40年)、国道161号(現在は滋賀県道558号)と琵琶湖大橋が交わる立地に、ドライブインとして開業した。ドライブインの目玉は展望室が回転しながら昇降する「びわ湖タワー」で、琵琶湖や比良山地を一望できる高さ63.5mのタワーであった。
その観覧車はベトナムへ輸出されて現地で活躍しているらしい。
その後、スーパーセンターイズミヤとして大型ショッピングセンターが開業。
それも今は撤退して更地となっている。
これから先はどうなるのだろうね。
県内のスーパーが用地を取得したという話もあるが。
数年先はまたガラッと変わってしまうのだろうか。
大津京のイオンモールも閉店してマンション+店舗になるらしい。
どんどんベッドタウン化していく。
昔から京都の手前の宿場町。
その宿命なのか。
交通の便が良すぎる大津の悲しさよ。