コンスタンティヌスの凱旋門
コンスタンティヌスの凱旋門 Arco di Constantino
315年 ミルヴィオ橋の戦いの勝利を称えて建設された。
高さ28mでローマ最大の凱旋門である。
装飾は古い時代の建造物から移設されている。
フランスの凱旋門は19世紀のものだから、古さがわかる。
凱旋門の上のほう南北両面に左右4対合計8枚の浮彫がある。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝時代の浮彫が移設されている。
マルコマンニ戦争の場面を描いたものである。
皇帝が敗者のゲルマン人代表に引見する姿や捕虜を見分する姿。
演説する皇帝の姿と、豚を犠牲に捧げる儀式ルストラリオの場面。
真ん中の円形の部分はハドリアヌス帝時代のものである。
左は狩りへの出発とシルヴァヌス神への犠牲の場面。
熊狩りとディアナ神への犠牲の場面を描く。
今考えるともったいないけど、北側も側面の画像も撮っていない。
側面にはトラヤヌス帝時代の浮彫、それ以外はコンスタンティヌス1世の時代のもの。
現地で見ても、今写真を見ても、ため息ばかりである。
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