antiguate’s diary

グアテマラ好きの旅人です。中南米やアジアの思い出を綴ります。

古文書を学ぶ その3 ~坂本大洪水~

古文書入門の第3回。

比叡山麓坂本の「坂本大洪水記」を読んでみた。

読むというより「観る」であったが。

「海は鳴る」とあるように、琵琶湖は意外にも波が荒い。

20230403154803

安永7年(1778年)の坂本大洪水を見聞した記録を学んだ。

比叡山麓の坂本を流れる大宮川など多くの川は傾斜が急である。

ひとたび大雨となれば土砂災害、洪水が発生した。

江戸時代の領主は延暦寺であったが、堤防決壊などの被害の対応は応急的。

大規模改修を実施するには至らなかった。

この洪水では、大宮川筋の石橋が流された。

復興に際して、今後は「木橋」か「土橋」にするほうが作り直しやすいとある。

日本の家屋が台風や洪水、地震前提で作り直しやすいものという考え方かな?

ローマとか大陸とは別だね。

20230325161210

古文書入門は、「湖都大津の災害史」関連講座だ。

会場の大津市歴史博物館は桜の名所 三井寺のすぐ近く。

博物館の正面からは桜と近江富士が美しい。

この時期は花見目的の自動車や観光客が多い。20230403080204

歴博にもお客さんがたくさん来ている!と思ったら、

併設のカフェに来ている客だった。

子ども連れだから変だとは思ったのだ。

歴博と古文書講座の年齢層は高かった。

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 大津市情報へ
にほんブログ村