イブキトラノオの向こうに黄色い花が見える。
おお、もしや。
メタカラコウ 雌宝香
キク科の植物である。
深い山の湿気の多い草地や谷間に生える多年草。
確かにちょっとじめっとしたところでよく見かける。
そのせいか、あまり青空との組み合わせにならない。
伊吹山も西遊歩道は青空で明るい花畑であるが
東遊歩道はちょっと暗い地味な感じである。
仲間のオタカラコウ 雄宝香 との違いは、花の数と葉っぱの形。
オタカラコウは舌状花が5~9つと多くつく。
メタカラコウは1~4つと少ない。
葉っぱは、オタカラコウは腎円形であるが
メタカラコウは三角状の心形である。
動物と同じ?で、雄の名前のほうがちょっと華やかな印象。