南風の車窓から 大歩危あたり
阿波池田を過ぎるとますます山深くなってくる。
緑の中を列車が走っていると少し退屈してくる。
吉野川とほぼ並走して列車は進む。
川を渡る橋がいくつも見える。
人家は少なく、景色はよいところだ。
「このあたりは土讃線でも最も景色の良いところで・・・」みたいな。
景色は良いけど緑が多すぎてよく見えないのである。
四国の川はどれも大きくて長いね。
トロッコ列車なども運行されているようなので
本当に楽しみたければ琴平~大歩危だけで楽しむといいかも。
この日は台風6号の影響かよどんでいた。
清流というよりは濁流であったが美しい景色であった。
観光列車も走っているよ。
「四国まんなか千年ものがたり」というのがちょうどホームにとまっていた。
徳島県の人々は自分たちの住んでいる地域より高い所を「そら」と言い、徳島県西部の険しい山岳、その山とともにある集落、人々の暮らしがいつしか「そらの郷」と呼ばれるようになりました。このことから、「そらの郷」へと向かう列車の愛称を「そらの郷紀行」と名付けました。
緑、白、赤の車両だ。
ぶれすぎているが、心の眼でみていただきたい。
もちろん乗れたらもっといいけれど。
先の楽しみにとっておこう。