四万十周遊バスのあかめ号に再び乗る。
佐田沈下橋に行った後はどこで降りよう。
次のバスは2時間後。そんなに過ごせる観光地はあるのか。
運転手さんに聞いてみる。
この時すでに乗客は我々だけだ。
貸し切り状態である。
郷土博物館なら車の道がついているから、
アーケード街には降りられるとのこと。
では、郷土博物館に行ってみよう。
幸徳秋水絶筆の碑があった。
素朴な博物館で1階はガイダンスフロアである。ガイドスタッフが資料をくれた。
自然や環境を基盤として四万十川や支流と紡いできた暮らし、積み重ねてきた歴史、文化を解説します。資料だけでなく、イラストや映像、ハンズオン等で楽しみながら「川とともに生きるまち」を知っていただけます。
2階は常設展示。四万十の小京都の歴史を垣間見られる。
3階では、四万十の植物学者 澤良木先生の企画展が開催されていた。
四万十川のそばで生まれ育った澤良木庄一先生(さわらぎ先生)は、森や川、谷を歩いて植物に出会い、自然の力強さやすばらしさを伝え、その保全や活用について活躍されました。
この企画展では、さわらぎ先生の足跡をたどりながら、植物や教育を通して、自然環境や社会をみつめた先生の視点をお伝えします。
企画展「四万十の植物学者 さわらぎ先生の語り草」開催のお知らせ - 四万十市公式ホームページ
こじんまりとしていて、のんびりできた。
階段で6階まであがると、展望室だ。
展望室のベランダからの景色が良い。
四方が見渡せる。
後川と四万十川の間にあるので両方が見える。
四万十川はちらっと見える程度である。
後川と周りの景色が良い。
空と山と田んぼのパッチワークと川が見事に調和している。
見学者が少なかったので、展望室も貸し切りだった。
1階から3階はエレベーターもあるのだが階段も楽しい。
四万十川のイラストが壁にずっと描かれている。
楽しみながら階段を上り下りできる。
おすすめは下りだけど・・・
ほのぼのとした気分にさせてもらった。
トイレも「おもてなしトイレ」といってきれいにされていた。
気持ちよく観光できる町だ。四万十 中村。