オヤマリンドウ
空の青さは美しい。
山にある青い花は凛々しくて好きだ。
そしてリンドウの青さが特にいい。
だから山に行くと自然と探している。
白山だったらオヤマリンドウ。
朝露に濡れた花がみずみずしい。
オヤマリンドウ(御山竜胆 Gentiana makinoi)は、山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年生植物。秋の湿原を代表する花の一つ。
ササの中にひっそりと咲く。
自然の青はすがすがしい美しさだ。
観葉植物もいいのだが
自然が作った色にはかなわないと思う。
リンドウを見ると野菊の墓を思ってしまう。
道中、政夫が野菊の花を採り、田舎風であっても粗野ではなく 可憐で優しく品格のある民子を「野菊のような人だ」と言う。二人はまた、手を取り合って山越えで水を汲みに行き、民子は政夫を「竜胆(りんどう)のような人だ」と言った。
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野菊の墓なのに、竜胆のほうが印象に残っている。
人の記憶は面白い。
じっくりと眺める。
写真には撮るが実物の美しさは出ない。
山に行って花をめでよう。
もちろん春になってから・・・
今は雪の下で芽吹く準備をしているはず。
春に備えよう。