マドラス イコール チェンナイ
南インドの玄関ともいえるチェンナイ。
25年ぐらい前に旅をしたときはマドラスだった。
マドラスはタミルナードゥ Tami Nadu 州に位置する。
英語の地名がタミル語に置き換えられているという。
ちょっと勉強しようかと思ったが、モノにならなかった。
丸谷才一さんが書いていたように思う。
日本語の起源がタミル語だという説もある。
少し親しみを感じる言語である。
州が違うと言語も異なってくる。
駅の表記を読むのに役立った。
けれども、インド全土では、結局英語が一番通じた。
イギリス統治だったのだね。
かなり癖は強いものの、教育のありそうな人は英語が使えた。
すごいRの発音に癖のあるインド人に、
「君の英語は下手だね」と言われた時には、
(そっちのほうがなまっとるわ !)と思ったものだ。
それでも使える英語をばんばん話すのは強い。
下手ながらも、英語を使って旅をするようになった。