シッキム ラブランの僧院
なぜこの僧院に行ったのかは覚えていない。
健忘症ではなくて本当に忘れてしまっている。
旅はじっくりとしたほうが良い。
しかも記録したほうが良い。
絶対に(?)走り去ったような旅では忘れてしまう。
インドはひたすら、Lonely Planetを手に移動していた。
そのせいか、(このころは)あまり日本人に合わなかった。
ガントクからマンガンに行く途中のフォドンからさらに入る。
ラブランにあるニンマ派の僧院(ゴンパ)。
フォドン僧院は撮影できないが、ここは撮影できた。
最近のGoogle Mapで見ると、僧院の色が変わっていた。
ある意味、モダンになっているが、この素朴な味わいはない。
インドはやっぱりイギリスとの結びつきが強いのか、
どんなところでもフィールドワークがなされている。
マイナーなところに行くと、商業的な雰囲気がないのが良い。
欧米の旅行者はどこにでもいるが、日本人は少ない。
寂しい面もあるが、のびのびできる。
今は、中国人をはじめとするアジア人があふれているのだろう。
情報も入りやすい反面、秘境はなくなっていくのだな。