大津祭で最古の曳山 湯立山
玉屋町の自治会館の前に来た。
普段よく通り抜ける道である。
湯立山が建っている。
天孫神社の湯立ての神事は、この山が捧げるといい、山の形は天孫神社をかたどり、廻りはその回廊を真似ています。
所望は、祢宜(ねぎ)がお祓いをし、市殿(いちどの)が笹で湯を奉り、巫女が神楽を奏します。この所作から、「おちゃんぽ山」の愛称があります。昔から、この湯をかけられたものは、五穀豊穣、病気平穏、商売繁盛など縁起がよいといいます。
口伝えによると寛永三年に創建、大津山中の最古の山といわれている。四宮祭礼牽山旧記の古記録中では第七番目に数えられているが、これは寛文年中に孟宗山から湯立山に替ったためで、孟宗山は寛永三年に初まった故に最古と言うのであろう。
大津の宿場町の雰囲気が残っている。
「湯」のTシャツが鮮やかである。
山は天孫神社の形を現しているという。
山車に屋根を付けたのは湯立山から始まっているという。
所望も、からくりではなく、操りだそうで、独特な山だ。
すくそばで見られるよ。