antiguate’s diary

グアテマラ好きの旅人です。中南米やアジアの思い出を綴ります。

ペルー

クスコの街は何に見える?

クスコの街は何に見えるかな? これは有名なのでご存じかもしれない。 街を見ているとコロニアルな雰囲気なのだが。 ちょっと離れて見てみると。 これはサクサイワマン遺跡からのクスコの景色。 屋根の色が調和がとれていて美しい。 うまい角度からはとれて…

何に見えるかな? マチュピチュは

ペルー旅の番外編つづき。 素晴らしきインカの遺跡 マチュピチュ。 マチュピチュの後方のワイナピチュには、ピューマの顔が見えるだろうか。 ちょっと角度が違うのだけれど。下の絵の感じ。 そして、マチュピチュの遺跡群(AからHまで)を連ねてみると。 ・…

インカトレイル地図

ちょっと脱線。インカへ戻る。 インカトレイルの地図を振り返る。 下はインカの聖なる谷の略図である。 Patallactaから青いラインがインカトレイル(Camino de Inca)として歩いたところ。 マチュピチュに行った当時は全体像をわかっていなかった。 いま、ゆ…

タンボマチャイ 聖なる泉

ペルーに少し戻る。 タンボ・マチャイ 休息の宿? 陶酔の宿? ペルーのクスコ近郊観光の番外編。 サクサイワマン遺跡とセットでツアーになっていることが多い。 サクサイワマン遺跡からさらに登る。3800mぐらいの標高である。 この地に行く場合は、クスコで…

チチカカ湖 洪水伝説

インカの起源伝説に洪水伝説がある。 その舞台となっているのが、チチカカ湖である。 シエサ・デ・レオンによると、 インカの現れるすっと以前に、諸地方にはたくさんの人々が住んでいたが、そこに非常に大きな洪水と嵐がやってきて、・・・ あらゆる土地が…

チチカカ湖 ウロス島

標高3800mの天空の湖 チチカカ湖。 その中でもおもしろいのがウロス島である。 プーノ(ケチュア語で「ピューマの石」)の船着場から40分程度。 島というよりは、トトラという葦であんだ浮島なのだが。 このトトラの浮島一帯をウロス島という。 上陸するのは…

チチカカ湖 タキーレ島の織物

車がないタキーレ島。 てくてくと島を登って中央の広場へいく。 タキーレ島の織物は、世界無形文化遺産となっている。 羊毛から糸を紡いで織物をおる。 男性も編み物を仕事としてする。 この独特の模様には意味があるそうだ。 なんだったかは忘れてしまった…

インカの起源 チチカカ湖 タキーレ島

インカの起源神話にはいくつか異説がある。 ペタンソスによると、創造神ウィラコチャが人間と世界をつくったという。 (図説 インカ帝国 フランクリン・ピース) ウィラコチャは、チチカカ湖畔のティワナクに間たちの見本を石で作ったという。 チチカカ湖は…

チチカカ湖へ プーノ

プーノはfeo(醜い、良くない)だと言われたけれど、チチカカ湖へは行きたい。 クスコからプーノへは豪華列車ペルーレイルに乗った。 マチュピチュまでは徒歩の旅だったが、これはファーストクラス。 ただ当時は車両が安定していなかった。ジャンピングして…

アグアスカリエンテス 温泉

マチュピチュからつづら折りの道を降りてくる。 徒歩なので、バイバイボーイと同じようにショートカットしながら下る。 バスを待てなかったのか、節約したかったからか、歩いて降りた。 ふもとの街はアグアスカリエンテス(温泉)である。 中南米は火山国が…

マチュピチュ観光の後は?

マチュピチュでアルゼンチン人のみんなとガイドさん記念撮影。 3泊4日一緒にトレッキングすると仲間意識が芽生える。 山登りの不思議だね。みんなフレンドリーで面白かった。 アルゼンチンの休暇時期にあたっていたのはたまたま。 複数のアルゼンチン人のグ…

インティワタナ 太陽をつなぎとめる石

遺跡の中で最も高く見晴らしがよいところにある。 インティ・ワタナ「太陽をつなぎとめるもの」 高さは1.8mで自然石を削って作られている。 中央に突き立っている36cmの角柱。 東西南北を指しており、柱の対角線を太陽が冬至に通過するという。 インカは太陽…

インカの石積み 本神殿 3つの窓の神殿

石積みが精巧にできているの本神殿や3つの窓の神殿のあるあたり。 中央部の高台にある本神殿。 ほかの石積みも素晴らしいが、特にこの一帯の石組みは精巧にできている。 マチュピチュを発見したのはハイラム・ビンガムというイエール大学の歴史学者。 インカ…

コンドルのレリーフ

インカ時代から聖鳥としてあがめられてきたコンドル。 大きな岩の前に石に刻まれたコンドルが東向きに配置されている。 このコンドルのレリーフは「拷問の場」の前の広場にある。 インカの石工はヒワヤといわれる黒く固い石で、自然石を加工していた。 石を…

マチュピチュ俯瞰

遺跡の中に入ってしまうと、どこにいるかわからなくなる。 ちょっと離れた位置から全景を見てみる。 観光の仕方によるのだが、入り口が違うとアプローチが異なる。 インカトレイルから徒歩でくるのと、アグアスカリエンテスからバスで登ってくるのでは若干違…

大塔 太陽の神殿 マチュピチュ

位置も重要性もその中心的なものだったのが大塔である。 石組みが精巧なものになっており、重要な場所だった。 大塔を下部から眺めると圧巻。 内部には彫刻が施された石もある。 弯曲したカーブがクスコのコリカンチャと似ている。 窓からさす光で天体観測も…

皇女の家の門 インカの石積み

インカトレイルからマチュピチュ全体を眺めて、いよいよ遺跡の中に入る。 クスコのコリカンチャのような弯曲した形の塔。 軍事的に大切だったという大塔である。 その左側に皇女の館がある。 皇女の館の門のあたり。インカの石積みが、そこここにある。 右に…

マチュピチュ 天空の都市

標高 2500mの断崖にある天空の都市 マチュピチュ。 マチュ・ピチュとは「老いた・峰」とか「親分の峰」とかいう意味。 うしろにそそり立つ山はワイナ・ピチュ「若い・峰」である。 クスコからインカの聖なる谷を抜けウルバンバ川上流を一気に登る。 インカト…

マチュピチュ到着 天空の城

リャマたちの歓迎(?)を受けた後、歩みを進める。 マチュピチュは、クスコよりは標高が低くすごしやすいそうだ。 もやもやした霧の中に・・・何かが見えてくる。 雨期でも乾期でも、朝夕のマチュピチュは霧が多い。 映像でも写真でも撮影泣かせらしい。 低…

リャマもお迎え

霧立ち上る早朝のインカトレイル。 もうマチュピチュは目の前だ。 インカの時代にはいなかったリャマたちもお出迎えしてくれた。 霧の中に徐々に建造物が見えてくる。 期待が膨らむ。 リャマは人慣れしていて、まったく動じることはない! 直下から見上げて…

ウニャイワイナ 天国のような休憩所

ウニャイワイナの休憩所。 ビールも飲めて天国だ! アルゼンチン人たちにビールを飲まされている。 日本人は若く見えてしまうので(?)いじられる。 よろこんでビール飲んだけど。 キャンプ生活も今夜で終わり。 もうマチュピチュは目前である。 打ち上げ状…

プヨパタマルカ 霧の高地のテラス

昼頃にプヨパタマルカの遺跡に到着。 サルカンタイ峰を望む稜線の下にある。 雨期だったのか、ガスがすごい。 霧の高地のテラスという名前通りの状態。 他のグループの登山者もポンチョらしきものを羽織っている。 雨は降っていないが、びしょ濡れになるのだ…

インカトレイル 3日目 ルンクラカイ 食糧庫

インカトレイルを歩いて3日目あたりに到着する。 これは、ルンクラカイ(籠型の小屋)。 真ん中は円形で、周りは半円の遺跡。 なんともいえない美しい形をしている。 植物で編んだような籠みたいな形である。 食糧小屋だという。 あまり多くないけど、インカ…

サヤク・マルカ sayacmarka 未完成の城

標高3500mの大きな岩山を控えたマルカ(館)の遺跡がある。 サヤク・マルカ(切り立った土地の建物)という。 インカの皇帝の宿と要塞をかねていたのか。 頂上部には、楕円形の神殿跡のような遺跡が残っている。 インカの建築としては曲線は多くない。 3…

インカトレイル 4000m峠越え

4000mの峠越えの直前。 だんだん足取りが重くなってくる。 さすがにきつくなってきた。 ガスが下りてくる。 マチュピチュへの期待が膨らむ神秘的な雰囲気。 霧の中である。天空に近くなってくる気がする。 本日のキャンプ地。色とりどりのテントが並ぶ。 峠…

インカトレイル マチュピチュへ 3500m地点

インカトレイルの山岳レースみたいなのがあるらしい。 それに出場したというポーターもいた。 2日目、ポーターと競い合うように歩く。 日本人の体力を見せなければ! 富士山だって3776m。高度順応はできているはず。 インカトレイルの高度3500m付近に到着す…

インカトレイル1日目 マチュピチュへ向かって

いよいよインカ道のトレッキングが始まった。 ここから歩いてマチュピチュを目指す。 スペイン軍から逃れたインカの人々も歩いたのだろうか。 しっかりとした登山道である。 インカがそれほど古くないとしても、500年以上。 ネパールトレックなどとはまた違…

インカトレイル 3泊4日 マチュピチュへ歩いて行こう

オリャンタイ・タンボから進み、いよいよトレッキングのスタート地へ。 3泊4日の山歩きが始まる。大きな荷物はポーターが持ってくれる。 ガイドとポーター、アルゼンチン人男女6人、日本人1人のツアーである。 インカの人々が歩いたであろう道をたどる。…

オリャンタイ・タンボの山に何が見える?

オリャンタイ・タンボの神殿に向かった山も見ておきたい。 現地にいるときにはあまり考えずに見ていた。 岩肌の突起やくぼみが顔に見えるという。 神様と考えられていた。王冠もかぶっている。 見えるかな? 王冠の部分には建物がある。 顔の右にある斜面に…

オリャンタイ・タンボの巨石

オリャンタイ・タンボ自体にも見どころが多い。 このダイナミックなアンデネス(段々畑)は壮観である。 これこそ、洪水や土砂崩れにも負けないインカの技術である。 その頂には太陽神殿だったと考えられる巨石がある。 ただの巨大な石ではない。 うっすらと…